プラスチック製光ファイバーの材料
クラッド材料には、低屈折率をもつフッ素系ポリマーが用いられる。
コア材料には、高屈折率、透明性、強度などが必要とされる。以下のものが良く用いられている。
完全フッ素化ポリマー
完全フッ素化ポリマーは、C-H結合をC-F結合に完全に置換し振動吸収を長波長側へ変化させ、光学損失を軽減するために用いられる。GI型で用いられていて、光学特性の面から注目されている。
ポリメタクリル酸メチル系
ポリメタクリル酸メチル(PMMA)系物質は、以下の特性からSI型で用いられている。
・安価
・機械的特性が良好
・可視光の透過性が良好
・原料からファイバ製品まで完全密閉で連続製造可能。
ポリカーボネート
ポリカーボネートは、PMMAに比べて耐熱性が高いため、自動車用などに用いられる。
ポリスチレン
ポリスチレンは、ベンゼン環を有するため可視領域での損失が大きい。
含重水素化ポリマー
含重水素化ポリマーは、C-H結合をC-D結合に一部置換し振動吸収を長波長側へ変化させ、光学損失を軽減するために用いられる。強度特性の低下はないが、吸水による光学特性の劣化が大きくなる。